こんばんは! 事務局の野中です。
【世界初!子どもが創るエイサーまつりin今帰仁 実施報告会】に参加してきました。
このイベントはその名のとおり、子ども達が主体的に作り上げたエイサーイベントです。
メンバーは、今帰仁村内の三小学校(兼次、今帰仁、天底)の19名。
「司会・レポーター班」、「広告宣伝及び安全観察記録班」、「音響・舞台班」、「撮影・編集班」に分かれ、
6〜8月まで3ヶ月間に週に一度のミーティングを行い、8月13日のイベントが開催されました。
さて、報告会ですが、冒頭から感動しました。
メンバーの1人がソロで寸劇風に、準備から当日までを振り返ります。
プロの役者かと思うくらいの、空気感に会場全体が聞き入っていました。
私もあまりのクオリティに驚きでした。当日までの様子や生徒達の心境がリアルに伝わってきました。
特にこの下りが印象的でした。
・生徒「これからお世話になります。上間さんいろいろと教えてください。」
・上間さん(コーディネーター)「このイベントはエイサーをやることや、日時くらいは決まっているが、
その他はほとんど決まっていない。それをみんなで考えたり、いろいろな人に協力を呼びかけるんだよ。」
その後は各班に分かれて活動の紹介を行いました。
「司会・レポーター班」は、村の防災無線で祭りの案内放送を録音したり、
当日の司会の流れを金武町のエイサー祭りに出向いて考えたことを紹介。
「音響・舞台班」では、舞台の設置方法を考えたり、それを業者さんに相談し機材を揃えたりしたことを紹介。
また音響機材は設置・片付けまで自分たちで行いましたが、身長の大きくない小学生には一苦労。
学校で習ったテコの原理を利用して設置をしたことを紹介し、「学校の勉強が社会で役立つことが分かった」と話していました。
「広告宣伝及び安全観察記録班」では、チラシの内容を自分たちで考え、印刷会社とやりとりをしたり、
広告宣伝のために琉球新報を訪問し新聞記事に掲載してもらったり。
また舞台前にCMでもおなじみの楽曲「やってみよう」を読み、気になる歌詞に線を引いて、自らを鼓舞したというエピソードの紹介もありました。
「撮影・記録班」では一眼レフカメラやビデオの使い方を習い、各班の活動や当日の様子を記録した映像を制作したことが紹介されました。。
最後の副会長の挨拶もこれまた素晴らしいかったです。
「子どもでも祭りを運営する力があることが分かった!」
「これまで疲れたということはまだできるけどやりたくないことだったが、このイベントを通じて大人が(言う)疲れたが分かった」
子どもの可能性や教育の重要性、一歩引いて子どもを見守ることの大切さを改めて認識されられる報告会でした。
コーディネーターの上間さん、今帰仁村の生徒の皆さん、感動をありがとうございました!!!