キャリア教育フォーラム2021を開催しました。

キャリア教育フォーラム2021
次の時代を創る「地方創生 × キャリア教育」
~これからの産学官連携の可能性~

オンラインでのカンファレンス形式開催ということで実施いたしましたが、
通信トラブルも無く、セッション移動のトラブルも無く、無事、終了いたしました!
ご登壇された皆さま、参加者の皆さま、関係者の方々、誠にありがとうございました。


【基調講演(県外事例)】
  大崎海星高校魅力化コーディネーター 取釜宏行 氏
【県内の事例】
 ・北中城村グッジョブ地域連携協議会 北中城村企画振興課 主査 安里 尚 氏
                   ㈱ジョイオブクリエーション 座覇真理子 氏
 ・名護市教育委員会         コーディネーター 山城千賀子 氏
                   千葉大学 法政経学部 4年 花城 凪 さん
                   名護市立名護中学校 教諭 佐藤珠美 先生
 ・恩納村地域雇用連携推進協議会   コーディネーター 比嘉 里奈 氏
 ・宜野座村グッジョブ連携協議会   コーディネーター 當眞 由香 氏
 ・本部町グッジョブ連携協議会    コーディネーター 平方 幸夫 氏 


▶オープニング
「今回のフォーラムをどのような視点で見てもらいたいか」
ということを、当事業事務局で認定キャリア教育コーディネーターの翁長有希から2点お話させていただきました。


[視点①]キャリア教育はどう変わるのか

・時代に合わせた「就業意識」「職業観」
・子ども達の「多様さ」を社会全体で支える必要性
[視点②]地方創生とキャリア教育の関係は?
・学校の教育に産業界や地域が協力をする、支援をするという視点から地域づくりというのを教育という場面からどうおこなっていくかという視点が強くなる
・学校・教育委員会→地域全体(市町村長、地域総がかり)


▶基調講演
大崎海星高校魅力化コーディネーターの取釜宏行 氏よりご講話いただきました。



[発表テーマ]教育を核とした町づくり~「学校」×「地域」の連携・協働~


[本日のゴール]
①学校と地域の協働を推進するために社会の変化、学校の変化、地方創生の潮流を確認
 するとともに、これから求められる産学官連携のイメージをつかむ
②関わっている高校をメインに話をさせていただくので、皆さん自身の役割や立場に
 おいて、現場において次なるアクションはコレかなとか、新しいアイディアであったり
 広島県の事例が伝わったらと考えている。


[目次]①自己紹介
    ②社会の変化・教育の変化
    ③県立大崎海星高校の事例紹介
    ④「学校」と「地域」の協働の変化
    ⑤これからのコーディネーターのあり方
    ⑥学校×地域の可能性


中でも印象的だったお話は、
『地域側から見た「学校」と「地域」協働の3つのポイント』
参加者の感想にも多く取り上げられていた内容で、当日も関係者やコーディネーターの方々がうなずきながら聞き入っていたのが印象的でした。


①マイ感からはじめる地域の活用
「出発点はやはりNEEDよりWILL(マイ感)!」
  生徒が「やらされ探究」にならないよう、自分がやりたいことを考えたとき、そこと社会をどうやって繋げるかというのがコーディネーターや地域の人の腕の見せどころ!


②学校と地域の水平的関係
 「やらされ地域課題解決からの脱却!」
 「地域の依頼を生徒の主体性に変換!」
  学校は生徒が一番で、地域は地域が一番。その真ん中にいるコーディネーターが、お願いする側とされる側の主従関係にならないように接続し、win-winな関係(水平的関係)を作る必要がある。


③学校魅力化=地域魅力化
 「地域にとってもプラスの地域協働!」
 「地域の依頼を生徒の主体性に変換!」
  産学官連携を後押しする仕組みとして、国の制度を手段として活用しながら、地域と学校を水平的な関係にしながら地域の素材を活用していく。


最後に!
『ぜひ、自身の立場と役割の中で、いま、自分がどこをやっていて、どこに進んでいく必要があるのかを考えてみてほしい』ということで、「学校と地域の協働の変化」と「これからのコーディネーターのあり方」をお話いただきました。


「学校」と「地域」の協働は変化している
〇まだまだ「1.0」の段階にある地域⇒学校と地域がまれに情報交換、交流
〇まだ「2.0」の段階にある地域⇒学校が地域にお願いする関係性「垂直的関係」
〇そして「3.0」の段階に発展した地域⇒地域と学校が協働して子どもの成長を支える「水平的関係」
➡目指すところは「4.0」の段階(学校と地域の関係性=地域社会に開かれた学校が実現)から「5.0」の段階(学校と地域の関係性=未来社会に開かれた学校)という段階に入っています。


これからのコーディネーターのあり方
〇サポーター(先生の支援、講師を探すなど)
  ↓
〇プレーヤー(先生とカリキュラムを作りこんでいく)
  ↓
〇マネジメント(学校と地域や商工会などと一緒に事業するなどを考える)

〜会場の様子〜


▶クロージング
2時間目と3時間目は、県内事例として各セッションに分かれての事例発表でした。

〜Aブース3コマ目の様子〜

〜Bブース2コマ目の様子〜

〜Bブース2コマ目の様子〜

〜Cブース3コマ目の様子〜


1時間目の基調講演から2時間目、3時間目とステップしながら新時代のキャリア教育を「体得」しよう!と進めたフォーラムのクロージングとして、『沖縄の産学官連携のステップアップ』というところで3点のまとめをしました。



〇だれがやっていくのか?
 [教育長]から[教育長+市町村長]
〇目指すところはなんなのか?
 [職業観]から[職業+地域課題]
〇コーディネーターのあり方とは?
 [サポーター]から[サポーター+マネジメント]


(翁長)
このような取り組みを実施するためにも、実はコーディネーターの存在というのが無ければおそらく実施できないだろうということは、今日の話を聞いてだれもが想像したところではないかと思います。コーディネーターをおく、コーディネーターを育てていくという施策が、沖縄県内でも今後必要性が上がっていくのではないかと感じました。
その上で、我々はサポーターという現場の取り組みをしながらも、取釜さんの話にもあったように、いかにマネジメントというところの視点を身につけていくか、これはコーディネーター自身がどう頑張るかということもあるかもしれませんが、人材の育成、発掘というところも市町村もしくは県で視点を向けて取り組んでいく必要があるのかなということを非常に感じました。
すべてに共通しているのは、今後、社会が大きく変わっていく中で、子どもたちの環境も大きく変わります。大きく変わりますといってはいますが、子どもたちにとってはすごくワクワクする社会になっていくのかなと思います。そのワクワクする社会を作っていく子どもたちを、ちょっと昔のSociety4.0もしくはSociety3.0時代を引きずった私たちが、どうにか教育環境を整えていきながら、子どもたちがワクワクする時代、社会を作っていくサポートをしていくためには、実は沖縄ももう少し、もうひと頑張りしないといけないのかなということを非常に感じています。
それぞれの市町村で、コーディネーターの皆さん、グッジョブ連携協議会運営の関係者の皆さん、地域で支えている団体の皆さんが、すごく地域で努力していただいているところを改めて感じさせていただきました。改めて私たち全体で、沖縄県全体で情報を共有しながら、勉強しながら、明るい沖縄の未来というのを「産学官連携」という視点から創っていければと思っています。

関連記事

  1. 「第1回 産学官連携 地域型キャリア教育研修会」を開催しました。

  2. 【ご案内】第3回 産学官連携 地域型キャリア教育研修会について

  3. 第2回 産学官連携地域型キャリア教育研修会のご案内

  4. 宜野座村でパネル展開催します。

  5. 第3回コーディネーター会議について

  6. ヒヤリング in 石垣市2020

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA